アイドリッシュセブン2ndLive「REUNION」で私達は何を見たのか

2019年7月6日、7日の二日間に渡って開催されたアイドリッシュセブン2ndLive「REUNION」に行ってきました。

(この記事はレポなんて立派なものではなくただの日記です)

(私が昨年1stLiveのあとに魂で書いた記事はこちらです)

 

あのね~~~~~~最高だった。結論から言うけど最高だった。

 

昨年の1stLiveであんなに素晴らしいものをみせてくれたアイドリッシュセブンが今年何をみせてくれるのか、私は楽しみで仕方なかった。楽しみで仕方なかったけどね、その分少しだけ、ほんの少しだけ不安でした。

あの1stLiveを超えられることなんてあるのか?あの日抱いた感動を超えるものに私は出会えるのか?そんな不安が心の隅で小さく小さく付きまとっていた。

 

私のREUNIONは昼過ぎ、会場での友人との待ち合わせから始まった。

チケット取りをした2月ごろまで話は遡るのだが、私は自分を含め友人ら計6名でチケット戦争に参加していた。戦争の結果、最終的に2連番×3を2日分ゲットすることに成功した。

そして、その友人ら6名で近隣に宿を取り2泊するという最高の予定を組んでいた。

昨年の1stLiveの一日目は早朝から物販に並んでいたため、今年の私のナナライは、昨年と比べるとゆっくりとした朝から始まった。

荷造りの最終チェックをし、買ったグッズを身に着けて姿見の前で服装のチェック。この日の私はiDOLiSH7のセンター七瀬陸のイメージカラーである赤色のワンピースを着ていた。

自宅から電車とバスを乗り継いで会場に向かった。普段は乗らない西武線に乗り込むと、痛バを持ち推し色に身を包んだ人や、ライブTシャツを可愛く着こなす女の子がちらほらと見えた。私と同じく「REUNION」に向かう、アイドリッシュセブンのファンたちだろう。

会場前の駅に着き、地方からくる友人や、先に宿にチェックインを済ませてくる友人らと順次合流し、迫ってくる開場時間。(合流のあと、時間があるため飲食店に向かったがこのとき私は謎の緊張で胸がいっぱいだった記憶しかない。胸がいっぱいといいつつ、まわりがデザートを食べる中、ライブ中に腹を空かせないため必死でスパゲッティを頬張っていた。)

私の席は友人が引き当ててくれたアリーナだった。Yブロックという昨年のアリーナ配置席にはなかったアルファベットに怯えながら席に着いた。事前にTwitterでの予想にもあったセンターステージ。散々Blu-rayで見た1stLiveと同じメットライフドームだと油断をしていたが、似ているようで異なる風景だった。分かっていたけれど、私が去年見たものが繰り返されるわけじゃない。ブロック後ろから2列目の席。後ろを振り向くと広い通路がそこにあって、昨年同様トロッコの演出があればあるいは…と考えるたびに唾を飲み込んだ。

 

隣の友人とあふれ出る興奮をときに分かち合い、別の友人と会うために席を立ったらアリーナが開演前の通行止めだらけになって間に合わないんじゃ!?と思いながら速足で席の間を駆けた。(私はこの日真っ赤なワンピースを着ていて、別の友人からも「見てたよ」などと言われた)

久々の運動に弾む息、上がる心拍数、吊り橋効果からか分からないが高まる気持ち。

 

――開場から続いていた音楽が止んだ。

歓声が上がり、観客が立ち上がる。

四方の花道から、iDOLiSH7、TRIGGER、Re:vale、ŹOOĻ、それぞれのグループごとに登場し、そして、センターステージに集結する。

七瀬陸役の小野賢章さんが旗を掲げ、「REUNION、スタート」と声をあげた。

こうして、アイドリッシュセブン2ndLive「REUNION」が始まった。

 

 

もうレポとかはたくさん素晴らしい方々がすばらしいレポを上げてると思うのであとは雑な感想文を書いてもいいですか…?\いいよー!/

なんかほんと…ほんと…こんなことあるんだなってくらい素晴らしかったよね??昨年の1stLiveが素晴らしかったしお客さんも大絶賛だっただけに、きっとキャストもスタッフもプレッシャーがすごかったと思うんですよね。

2ndLiveの発表があったときもとてもうれしかったし、昨年あんなにすごいステージで心震わせてくれたアイドリッシュセブンはもっとすごいものを見せてくれるに違いない!と思ったけれど、凡人の私には1stLiveを超える余地がどこにあるかなんて分かりようもなかった。

それを超えてきてくれた。これってすごいことじゃないですか?

 

語彙力がないうえに記憶力もないし頭も悪いのでなにも語れませんが…もうほんと最高だったな。

今回特に水の演出が印象的だったなと思ったんですけど、何の曲か忘れたけど、センターステージから前方のステージに繋がる花道に掛けられた水のアーチ。水がライトに照らされて色とりどりに輝いていて、iDOLiSH7のメンバーが前方ステージにいるところに、七瀬陸役小野賢章さんが走っていくところ。アーチをちょうどくぐるような形で、カメラに抜かれてて、なんかもうほんと、、、なんだこれ?目から水が…状態でした。

あっあとあれよかったよね…入場時に配られた小さい青いライトの演出が本当にきれいだったな…。先に述べた通り私は一日目はアリーナ席だったんですが、特に一日目は時間が遅かったのもあって会場が暗くて、そこで青い光に包まれる会場。スタンド席を見上げると、青い光が細かく瞬いていて、夢みたいな景色だなって思いました。こんなに大勢の人が、同じ作品を好きで、同じ光を瞬かせて、こんな素晴らしい景色を作ってるなんて。感動も束の間、キャスト達が懐中電灯で客席を照らしながら登場する。

昨年の1stLive後に池袋駅をジャックしたことで話題となった広告「LIGHT FUTURE」をモチーフとした演出だった。

 

そして、今回昨年同様西武池袋駅に現れた広告。そのメインとなるコピーは「WHAT'S (NON) FICTION?」だ。

フィクションとは何か。ノンフィクションとは何か。

ライブ会場であるメットライフドームに、まるでそこに本当にいたかのように描かれたキャラクター達。瞳に映るのは私たちが灯したペンライトの光。

 

私たちがアイドリッシュセブンに心打たれるたびに口にしてきた「アイドリッシュセブンは現実」。これこそが現実になるときが来るなんてすごい。

同じ夢を見せてくれてありがとう。